パネルガイド
発泡パネル選びのコツ
発泡パネル(スチレンボード)には価格差があります。それは、質が違うからです。
商品によって、特徴・性質がかなり違います。
一般的に言われている発泡パネル(スチレンボード)は、素板タイプ(表面加工が全くなし)や両面紙貼りタイプ、両面特殊紙サンドタイプなどがあります。またそれぞれのメーカーや品名の発泡倍率(密度)によって強度が大きく変わってきます。通常、発泡パネルは時間の経過とともに微量のガスが発生しこれに伴い縮む性質を持っています。強度の違いによって長期使用の場合、ソリやフクレ(気泡の発生)の差がでてきますのでパネル選びには注意が必要です。
パネルの違いによるソリのテスト
同時期にA1サイズの発泡パネル(7mm)にポスターを貼った場合(2週間経過後の写真)
- パネル特徴
- ・表面にポリラミネート特殊紙が加工
・発泡率が低い(密度が高い)
・タイプBより価格は高い
- パネル特徴
- ・表面に薄紙が加工
・発泡率が高い(密度が低い)
・タイプAより価格は安い

パネル出力屋は、「両面特殊紙サンドパネル」を標準仕様としています。
当社標準仕様は、「タイプA」のような長持ちするパネルを採用しています。
パネル表面にポリラミネート特殊紙を使用しているため、ソリ、フクレ(気泡の発生)が安価なパネルと比較して少ないパネルです。